徹底解説「資産運用」

株式投資を中心に、資産運用の基礎から応用までを徹底解説します。資産運用を行う際にはその基礎的な考え方を正確に理解しておく必要があります。しかしながら、世の中の解説本は内容を簡略化させ過ぎるためにミスリードしているケースが多々見られます。また、実務では間違った使われ方をしているケースも散見されます。理論を正確に理解する事によって、他の市場参加者よりも常に優位に立ってください。市場を先読みすることは大変であり、その結果は不安定ですが、正確な知識に裏打ちされた理解の質は投資結果に安定的な優位性をもたらすと考えています。



投資家はなぜ社史を読むのか

長期投資家は企業の分析を行う際に、企業の社史を読みます。有価証券報告書でも沿革が必ず記載されていますし、アニュアルレポートなどでも会社の歴史から説明しているものが増えています。投資家は社史を読むことで何を理解しようとして

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企業価値評価における割引率

企業価値評価を将来キャッシュフローの現在価値で行う場合、将来キャッシュフローの重要性は言うまでもありませんが、それを現在価値に割り戻すのに用いる割引率も大きな意味を持ちます。しかしながら、この割引率をどのように求めるかと

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「自己資本」ではなく「株主持分」

スチュワードシップ研究会のホームページで木村祐基代表理事が『「自己資本」でなく「株主持分」と言おう!―東証・決算短信への要望(提言)―』という提言を掲載しています。日本の自己資本・株主資本・純資産などの呼び方は国際的にみ

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長期投資家が行う長期予想

私は株式投資を行う際に必ず投資先企業の長期予想を行います。しかし、多くの投資家は四半期先の事も不透明なのに5年先10年先の事が解るはずないと考えています。では、四半期先の事も分らない企業の業績を、長期視点の投資家はどの様

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