①マイナス金利の長期化が予想されることで安全資産である国債からリスク資産(株式や外国証券など)へのポートフォリオリバランスが意識されるようになった。 ②金融機関の投資行動は変化してきているが、個人の投資行動には大きな変化
Investorの視点
Investorの視点では、経済・金融で現在起こっている事、話題になっている事について、投資家である製作者が独断で解説します。テーマに関しては常に読者の皆様のリクエストに応えたいと思っています。HPの問い合わせ欄を利用しリクエストください。リクエストが多いテーマを優先して取り上げていく予定です。
政策にも求められる株主ターゲティング
①IRの場面ではターゲットとする株主を設定し、ターゲットにあった対応を行っていくのが一般的。 ②政策立案の面でも全ての株主を対象にして考えるよりも、長期視点で企業価値向上を真剣に意識する株主をターゲットとして明確にするこ
Bリーグへの期待
①バスケットのBリーグが開幕、Jリーグを成功させた川淵三郎エグゼクティブアドバイザーのリーダーシップの下、大胆な改革が注目される。 ②日本のスポーツ界には「競技間の壁」「制度・組織の壁」「グローバルの壁」があるとされてお
アナリストに求められる長期視点と業績予想の功罪
①短期業績の予想に基づく投資については様々な規制が導入されようとしている。 ②日本では業績予想の手法も、企業の事業計画の立て方もボトムアップでの積み上げに偏り過ぎており、ビックピクチャーに基づく長期の視点が不足している。
日銀によるETFの買い取りの意味
日銀が決めた上場投資信託(ETF)の買い取り額を年間6兆円にほぼ倍増させる政策をどの様に考えるべきかについて何人もの方から質問を受けています。 5月下旬に民主党の大久保勉参院議員が提出した資料によると、日銀のETF保有額
Brexitが教えてくれたこと
①Brexitはマーケットのテーマとしては既に終息したと考えられる。 ②投資家としては今後の動きよりも今回の動きを記憶にとどめ、次回に適切に対応できる様に準備しておきたい。 先週のマーケットは大方の予想に反して、非常に落
重大イベントに際しての投資行動
①重大イベントに際しては、結果を予想し投機的なポジションを取るのではなくニュートラルなポジションを作る。 ②自分にとってリスクニュートラルなポジションを理解しておくことは長期的に投資で成功する重要な要素。 ③長期視点の投
AIは資産運用の世界を変えるか
米グーグルの研究部門であるGoogle DeepMindが開発した囲碁AI(人工知能)「AlphaGo(アルファ碁)」と、韓国のプロ棋士イ・セドル氏が2016年3月9日~15日に韓国で相まみえた五番勝負は、イ・セドル氏が
港区のマンション価格は上がるか
先週のマイナス金利で不動産価格は上がるかの記事を見て、個人投資家の方から質問を受けました。その方は港区にマンションを保有されており、それの価格が今後どのように推移するのかが気になるそうです。 私は、不動産価格の専門家では
マイナス金利で不動産価格は上がるか
マイナス金利で、住宅ローン金利が下がり始めました。これによって、住宅建設や不動産投資が増えるのではないかという期待があります。欧州の例を見てもマイナス金利で不動産価格は上昇しています。日本も同じように不動産価格は上がるの