エンゲージメントは企業にとっても機関投資家にとっても大きなテーマです。ここでは、エンゲージメントのあり方を、投資家との直接の対話の場であるIRのあり方、開示のツールである統合レポート、今後大きなテーマとなって来るESGの面から考えて行きます。
IR
日本企業のIRは担当者の方々の献身的な努力により、世界的に見ても高い水準にある部分もあります。ただ、どんなに熟練のIR担当者でも投資家の質問は様々であり、またケースバイケースで最適な対応は異なり、戸惑う事があるでしょう。ここでは、様々なケースにおける優れた対応を投資家の視点から解説します。
- 残業ゼロへの働き方転換に対する日本電産永守会長のコメント 2016年11月20日
- 決算短信の簡素化について 2016年11月7日
- 政策にも求められる株主ターゲティング 2016年10月16日
- パッシブ投資家によるエンゲージメント 2016年10月9日
- アナリストに求められる長期視点と業績予想の功罪 2016年9月25日
統合レポート
企業のアニュアルレポートはここ数年大きく進化しています。特にこれまではアニュアルレポート・CSRレポートなど様々な部署がバラバラに作っていましたが、統合レポートという優れたコンセプトが出てきた事で、それに対応している企業と、対応していない企業の差が大きく広がっています。ここではなぜ投資家は統合レポートを望んでいるのか、統合レポートとは何か、優れた統合レポートなどを解説します。
- 利用者を意識したESG情報の開示 2016年11月14日
- 企業と投資家の認識ギャップ1(企業価値の配分) 2016年7月3日
- 投資家はなぜ社史を読むのか 2016年5月1日
- 読み手を意識した統合報告1〜従業員〜 2016年3月6日
- ガバナンスに関する開示 2016年1月22日
ESG
日本企業はこれまでも環境対応を積極的に行うなどCSR活動を真面目に行ってきました。しかし、いま世界的広がりを見せているESGはこれまでのCSRとは趣が異なります。ESG投資とは何か、企業はどの様な事に注意して投資家とESGについての対話を行えばよいかなどを解説します。
- マテリアリティマップ 2016年2月1日
- スチュワードシップ・コードとESG 2016年1月22日
スチュワードシップ・コード
機関投資家はこれまでもIR取材という形で企業との対話を行ってきました。しかしながら、スチュワードシップでも求められているのは責任を持った対話であり、単なる情報収集とは異なります。一方、アクティビストが行う様な提案行為が求められている訳でもありません。スチュワードシップ活動とは何なのかを、英国の先行事例も含めて解説します。日本ではまだ始まったばかりですが、海外の事例を知る事で今後の方向性が見えてきます。
- 運用会社の利益相反管理 2016年11月28日
- 決算短信の簡素化について 2016年11月7日
- パッシブ投資家によるエンゲージメント 2016年10月9日
- アセットオーナーと企業との対話 2016年9月18日
- 原則主義時代の開示姿勢について 2016年9月11日