機関投資家から見た場合、コーポレートファイナンス改革は最も期待されている成長戦略の1つです。このコーナーでは投資家がなぜコーポレートガバナンス改革を望んでいるのかを丁寧に解説します。ルールで縛られるのではなく、自ら考え実践していく事が求められている今回のコーポレートガバナンス改革は、投資家が何を考えてそれを求めているのかを理解する事が不可欠です。
コーポレートガバナンス・コード
2015年、企業はコーポレートガバナンス・コードへの対応に追われました。しかし、コーポレートガバナンス・コードは一度その対応方針を示せば終わりではなく、今後も不断に進化させていく事が望まれています。投資家は何を求め、今後企業はどこに進んでいくべきなのか。スチュワードシップ・コードは今後どのような影響を持ってくるのかを考えます。
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株主総会
日本の株主総会は、欧米の株主総会のあり方と異なる部分が多くあります。海外の投資家から見た場合、日本の株主総会は何が問題なのか。なぜ彼らはそれを問題と考えるのか。何をすれば良いのかを考えます。
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海外のコーポレートガバナンス
海外のコーポレートガバナンスを理解することは外国人投資家と対話を行う上での必要条件といえます。なぜならば、外国人投資家は自分達の国におけるガバナンスの考え方が彼らの理解のベースにあるからです。相手を知る事ではじめて、適切な対話を行うことが可能になるでしょう。
- 欧米における社外取締役 2016年2月1日