コーポレートガバナンス・コードでは、株主は資本提供者として「重要な要であり、株主はコーポレートガバナンスにおける主要な起点でもある(基本原則1)」として、株式会社のガバナンスにける株主の重要性を再強調しています。また、
企業価値向上
企業価値の向上は、全てのステークホルダーが望むところであり、成長戦略の根幹です。ここでは企業価値向上を様々な角度から考えます。このコーナーの内容は企業の経営者・IRの皆様だけでなく、機関投資家の皆様にも是非ご意見を頂きたと思います。ここで述べられている内容の1つ1つがエンゲージメントのアジェンダ(議題)となるでしょう。
エンゲージメントに必要なもの
スチュワードシップ・コードが発表されて以来、エンゲージメントという言葉が頻繁に使われる様になりました。その中でエンゲージメントは「目的を持った対話」と訳されており、企業と機関投資家が対話を行う事で企業価値を上げていく事の
アセット・オーナーに求められるスチュワードシップ責任(英国の事例から)
スチュワードシップ・コードが制定され、H27年12月時点では201機関が受入れを表明しています。ただ、主要な運用機関が受入表明を済ませる一方、年金基金等の受入れは24機関に止まっており、企業年金は銀行系とセコムのみとな
1回休み
年末の日経新聞(12/30)に日本電産の永守会長兼社長のインタビューが掲載されていました。これは日本企業の成長戦略を考える上で、重要なインプリケーションがあると思いますので、コメントを取り上げながら解説したいと思います
スチュワードシップ・コードとESG
ESGへの流れを考えるにあたり、スチュワードシップ・コードとの関係を確認しておきたいと思います。英国では、公的年金を中心にアセットマネージャー(運用会社)に対してスチュワードシップ・コードの受入れとPRIへの署名を求める
ガバナンスに関する開示
コーポレートガバナンス・コードを受けてガバナンス部分の開示がどのように変わるべきかについて考えます。最近の日本企業の開示の重要なトレンドの1つに、コーポレートガバナンスに関する情報の増大が挙げられます。その背景としては、