英国 現行の会社法は2006年に制定されたものですが、経営機構とその権限分配に関する多くの事項が各社の定款などに委ねられていることが特徴とされています。ただし、株主総会や取締役に関しては詳しく規定されているのに対して、
コーポレートガバナンス
機関投資家から見た場合、コーポレートファイナンス改革は最も期待されている成長戦略の1つです。このコーナーでは投資家がなぜコーポレートガバナンス改革を望んでいるのかを丁寧に解説します。ルールで縛られるのではなく、自ら考え実践していく事が求められている今回のコーポレートガバナンス改革は、投資家が何を考えてそれを求めているのかを理解する事が不可欠です。
なぜ株主はコーポレートガバナンスの起点となるのか
コーポレートガバナンス・コードでは、株主は資本提供者として「重要な要であり、株主はコーポレートガバナンスにおける主要な起点でもある(基本原則1)」として、株式会社のガバナンスにける株主の重要性を再強調しています。また、